購入した豆やご自身で焙煎した豆のはどのように保存してますか?
コーヒー豆は乾物と思われがちですが、実は生鮮食品と言われており、保存方法によって鮮度や保存可能期間が大きく変わってきます。
コーヒーの劣化を遅らせるには「温度」「湿度」「直射日光」「酸素」の4点に気をつけなければいけません。
今回はコーヒー豆の保存方法について紹介しますので参考にしてください。
- コーヒー豆は生鮮食品
- 温度・湿度・直射日光・酸素に気をつける
- 専用容器のキャニスターがベスト
- コーヒー豆を買うポイントは焙煎
コーヒー豆の美味しく飲める期間
- 未開封(豆):60〜90日
- 開封済(豆):20〜30日
- 開封済(粉): 7〜10日
豆のまま未開封であれば、焙煎後から「60~90日」を目安にしましょう。
ただしこれは「美味しく飲める期間」であり、コーヒー本来の風味を味わうためには可能な限り早めに飲みきるコトをおすすめします。
コーヒー豆は脂質が多く、酸化しやすいため、一度開封したものは鮮度が少しずつ落ちてしまいます。
特に、コーヒー粉は豆の状態よりも酸素と触れる表面積が増える分、酸化しやすくなっていますので気をつけましょう。
開封後は粉なら7〜10日以内、豆のままなら30日以内に飲みきるのがオススメです。
残念ながらたとえ賞味期限内だったとしても、少しずつ酸化は進んでしまいます。
コーヒー豆の保存方法
いったんコーヒー豆の劣化が始まると、進行を止める手段はほぼありません。
いかに劣化を遅らせられるかがポイントになってきますので、先に述べた4つの項目に気を配りながら保存方法を考えていきましょう。
1.密閉保存する
酸素に触れないようにすることが重要。
購入した商品が閉じなおすことが出来る袋であれば、きちんと閉じたか確認しましょう。
完全に閉じなおすことが出来ない袋なら、コーヒー豆をフタ付きのプラスチック容器やコーヒー専用の保存容器(キャニスター)など密閉出来る容器に移してください。
以下のようなコーヒー専用のキャニスターがおすすめです。
2.暗所で保存する
「直射日光」 は劣化を著しく速める原因になります。
保存する場所は直射日光が当たらない暗い場所がおすすめです。
また、透明な容器に入れる場合は箱などに入れるようにすると直射日光が当たらなくなります!
3.冷蔵庫には入れない
よく他のサイトで書かれている冷蔵庫での保存方法について以下2点の理由からおすすめしません。
- 冷蔵庫に入れたからいって長持ちさせられるわけではない
- コーヒー豆はニオイを吸着しやすい食品の為、冷蔵庫のニオイが移りやすい
コーヒー豆を長期間保存する場合は冷蔵庫ではなく、密閉容器に入れ冷凍庫に保管すると多少劣化の速度を遅くすることが出来ます。
4.乾燥状態を保つ
乾燥状態を保つには、やはり密閉容器に入れて保存する事が好ましいです。
少なくとも湿気の多い環境での保存はNGと考えてください。
今まで述べてきたように何と言っても重要な事は「密閉容器での保管」になりますので、コーヒー豆購入後は可能な限り密閉容器に移し、暗所での保管を心掛けましょう。
コーヒー豆を買うポイント
ここまでコーヒー豆の保存方法について書いてきましたが、
究極は…
保存せず飲み切るコト
とは言っても、中々難しいと思いますので購入する際に気を付けるポイントを挙げていきます。
- 焙煎した日付が包装に明記されている商品を選ぶ
- 焙煎してから2週間以内のものを選ぶ
- 1度に買う量は1~2週間で飲み切れる量に留める
- 可能であればコーヒー豆の状態で購入し自宅で挽く
自家焙煎しているお店では、包装に焙煎した日付が明記されている事が多いですので、その日付を確認し焙煎後2週間以内の商品を選択するようにしましょう!
また購入する豆の量はご自身が飲むペースを考え、1~2週間で飲み切れる量を購入してください。
劣化する前に飲み切ることで常に美味しいコーヒーを味わうことが出来ます。
コーヒーは何と言っても挽きたてが1番美味しいです!
コーヒーの美味しさ・保存の観点から考えても、コーヒー豆の状態で購入し自宅で飲む前に豆を挽くようにしましょう。
まとめ
上記の内容をまとめると
- コーヒー豆は生鮮食品であり鮮度が大切
- コーヒー豆は密閉容器に移し、暗所で保管
- 短期間で飲み切れる分量のコーヒー豆を購入する
- コーヒー豆の状態で購入し、飲む直前に豆を挽く
コーヒーを美味しく飲むには保存方法が非常に大切になってきますので、ぜひ、適切な方法でコーヒー豆を保存しましょう。
淹れ終わった後のコーヒー豆の再利用方法は【捨てるのはもったいない】コーヒーのカス再利用方法まとめで紹介しています。
Cossy
- 30代サラリーマン
- コーヒー愛飲家
- 1日3杯以上
- アイスカフェラテが好物
- 自家焙煎挑戦中